カジュアルディナーショー感想
まあ今更「うはwwwDSマンセーwww」な感想を書かれても困るだろう、と、極めてまじめにお届けしたわけですがいかがだったでしょうか。
何しろ体系的なレポが見つかりづらかった物で・・・
今回幸運にもディナーショーに当選。
そして大半の人には黙秘して参加しました。
実際ね、ジャケット買ったりとか色々大変でしたよ。
中にはいると結構みんな普通の格好だったのにはアレしましたが、この先DSに当たったらすぐこの一式を整えてクリーニングに出せばいいというのは楽かもしれません。
内容にはかなり満足して帰ってきました。
音楽の魅力と柴田やあつこさんの歌の魅力、普段はなかなか意識する事の出来ない次元をかいま見られたことは凄く良い経験だったと思いますし、充実した体験だったと思いますね。
何よりすごく楽しかったです。本当に素敵な時間でした。
生演奏、パーカッションの響きやギターの音色もたまらなく良くて聞き入ってましたね。
柴田に関して言えば、『夜の秋』が異様にはまっていてびっくりしました。ほとんどこの曲から入り込んでいったように思います。
もっと年上の方の曲なんだとイメージで思っていたんですけど、柴田が歌うと瑞々しさが加わって、いかにも柴田世代らしい曲に聞こえるんですよね。
今まであるいてきた道と、これから歩いていく道。
それを考えながら聞き入っていました。
まあハモリの時とか、声量がいる曲はすごいテンパってたり苦しそうでしたが、その辺はいつも通り、むしろ柴田らしいかな、と思います。
あつこさんは『香水』の時が意外にはまっていて、曲のイメージが大分広がりましたね。
ハモリをあてているのがあつこさん一人なのに異様に豪華に聞こえたりとか・・・
基本の歌声がシャンソンっぽい、情熱的な物だからあまりハモ声まで意識しませんけど、ホントに上手いんだなあって思います。
それでも一番合ってると思うのが『Magic of Love』であるあたり、この人の本質を見るようでしたね。
この二人のハモという意味では、『三角関係』〜『Don't Stop 恋愛中』の流れが凄く良かったと思います。
後者のハモリは柴田が言い出しっぺになってやることになったそうですが、二つとも凄く良く決まってたと思います。
前者は特に、柴田の切なげな声と、あつこさんの非常に情感の籠もった声が合わさって、めくるめく世界を展開してたと思いますね。
いや、楽しいなー、って思いました。
という感じのイベントでした。
ふつう3-5万円はするディナーショーとしては破格ながら、ちょっと高めの値段設定(14000)ですけども、これだけの物なら文句も出ません。
勿論多くの人に伝わる、ということも大切な価値観の一つではありますが、こうして小さな世界を、充実した物へと変えていくエネルギーも必要な力ですよね。
それを体験する場として、発揮する場として、良い舞台なんじゃないかな、と思います。
続けていって欲しいと思いますね。
皆様の下に、参加の機会が訪れますことを心よりお祈りすると共に、
良い思いをしてきましたことを心よりお詫び申し上げてこの稿を締めさせて頂きます。
ありがとうございました。